レペゼン社会不適合者

街からはじかれた社会不適合者Kayan-DDがHIPHOPの情報、アーティスト紹介などをしていきます

ゲスト審査員川原先生のジャッジ凄えwフリースタイルダンジョン解説(放送日2018年5月15日)

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2018年5月15日放送(放送日は5月16日早朝)のフリースタイルダンジョンの感想・考察です。当サイトの人気コーナーラッパー解説記事の更新が滞っている事に関しましてお便りを頂いていますが、もうちょいお待ちくださいッ汗

最近フリースタイルダンジョン解説ブログみたいになっちゃってるスね・・・。本当はラッパー紹介の方をメインに更新していきたいのですが、紹介記事に関しましてはあんましテキトーに書きたくないので時間をかけたいのですが、最近その時間がなかなか・・・。まあ、いい訳なんすけど・・・。

いやでもラッパー紹介記事の方も必ず再開しますので、その辺はどうかお手柔らかによろしくお願いします。

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ベストバウト製造機

最初に登場したのは鳥取をレペゼンするベストバウト製造機JAKE(ジェイク)です。番組でも言及されていましたがUMBの全国チャンピオンシップで準決勝まで勝ち上がった実力者で、今現在も戦極などで活躍するバリバリの現役バトルライマーです。

バトルでの彼の最大の特徴は相手をリスペクトして良さを引き出すところですね。相手をディスって潰しに行くのではなく、相手をノらせて最大限に力を発揮させる事が非常に多いので、ジェイクの試合はとてもいい試合が多いです。

普段話しているところは見たことないですが、なんか人格者っぽいイメージがあります。凄い良い人そう笑。それでいて男らしく、HIPHOPマインドもしっかり持っているのでアンチが非常に少なく色々な層のヘッズから支持があります。

最強のフィメールバトラー椿とのバトルのJAKEのパンチラインは今も忘れません。

「『女のくせに良くここまで来たな』なんて絶対言わねえ。女が一歩下がる時代は終わりだ、男が一歩先行く時代だ。ナヨい男がヘラヘラしてっから、こうやって女にナメられんだろうが!(会場を指さして)オメエの事だぜオメエの事だぜカメラ構えてるオメエの事だぜ!」

これ見た時うーわカッケー( ゚Д゚)ってなっちゃたです。JAKEはこのレベルのパンチラインをけっこう頻繁に出してくるので凄いです。とにかく彼がいると会場の雰囲気が盛り上がるのでイベンターからの支持も高そうですね。

 

JAKE vs 崇勲

あぁ~、崇勲以外なら誰でもいいと思ったら崇勲が来てしまった。いや別に崇勲が嫌いなわけじゃなくて、モンスターの中でJAKEの良さを唯一かき消しそうな人が崇勲だったのでJAKE初見の視聴者に「JAKEって人微妙じゃね?」って思われるのが嫌だった。

モンスター陣営も前回のRECで100万取られていますから、そこを分かっててシビアに当ててきたんだと思いますが、その采配はドンピシャでした。

崇勲のあの独特なハズし感、肩透かし感は、相手と噛み合う事で力をより発揮するJAKEの良さを抑え込んでいました。JAKEは相当やり辛そうでしたね。崇勲はそこまで韻も固くないしフロウもモサっとしているんですけど、相手のペースを狂わせる何かがあります。

スポーツでもこういう選手いますよね。『スピードも別に超速い訳じゃないしパワーも飛びぬけて凄いって訳じゃないけどなんかやりづらい』みたいな。崇勲はそのタイプですね。

結果は2-0で崇勲の勝利です。本人もインタビューで「JAKEは乗るとやっかい」みたいな事言ってましたが、相手を乗らせず空回りさせた崇勲が一枚上手でした。輪入道とやったら噛み合ってエンターテインメントとしてはカッコいいラップが聴けたとは思います。

ただ、今回の放送だけでJAKEを判断するのはちょっと待った!この人はマジカッコイイので是非他のバトルもチェックして下さいッ。

 

和歌山の門番がリベンジ

2人目に登場したのは2017年の9月にチャレンジャーとして登場して以来のリベンジとなる和歌山県最強のバトルMCSURRY(サリー)です。彼の解説に関しましては前回登場した回の記事にて言及しています。↓

 

SURRY vs 裂固

裂固はちょっと前に放送されたダンジョンのぶらり街歩きコーナーみたいなやつで輪入道にコーデしてもらった上下セットアップのジャージで登場。前回裂固はSURRYに負けているのでリベンジに燃えています。

バトルの方は両者とも固い押韻とアンサーを生かした一進一退の攻防となりました。ラップスキルの基本性能が高い2人なので技術的にはとてもハイレベルな一戦だったと思います。物凄く高いレベルで話をするならば『無難な試合』とも言えますかね。

確かにテクニックはハンパねーんですが、内容もわりかしヘッズならよく聞く単語や言い回しが多かったせいか、こういう試合を何ラウンドも見たいか、と言われればう~んという感じでした。

SURRYは熱い魂を持った素晴らしいラッパーだとは思いますが「次に何をやってくれるのか」と見る側がハラハラするかと言えばそうでもなく、ベテランかつ実力者でありながら『まあまあ強い中堅』という印象がいまだ拭えないところではあります。

結果は2-1で裂固の勝ちで前回のリベンジを果たしました。個人的に今週は特に印象に残るラップはなく記事も書くのやめようかと思ったくらいなので全体的にいつもより辛口の評論となってしまいました。ただ、印象的だったことが1つ。

 

ゲスト審査員、川原准教授のジャッジ法

今回の放送で一番印象的だったのはゲスト審査員の慶應義塾大学の言語文化研究所准教授の川原繁人先生のジャッジポイントですね。たしかSURRY vs 裂固の審査の際のコメントで

「裂固さんは非常に細かい韻が入っています。第一ラウンドでは『ai』の母音で韻を8本踏んでます。その後『ae』で2本『ao』で4本踏んでますね。2本目も『oo』で始まって後半は『uea』で3本『aau』で2本踏んで『aae』で3本踏んでます。やっぱり3つ母音を合わせてここまで踏んでくるのはグッとくるものがあります」

なんだこの人ww

これはちょっとアーティストにはない視点ですね。言語文化研究所准教授という肩書きふさわしい非常にロジカルなところで判断していて面白いなと思います。ただでさえラップ早口なのにどうやって母音の音の数を数えたんだろうか・・・。

なんか前回放送からこの人の評判あんま良くないみたいですけど、俺は逆に良いと思います!こんなジャッジする人見た事ないですし、それぞれ違った視点で判断するからこそ審査員が何人もいる意味があると思うので。

でもほんとMCバトルの審査員って大変だと思います。舞台によっては人生を懸けているラッパーの勝ち負けを決めるという大きな責任があるし、審査に納得いかない『審査を審査する人達』から厳しい事も言われるでしょうし。

なので皆さん、これ以上Lilyさんを悪く言うのはやめましょう笑