レペゼン社会不適合者

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噛み合ったじょうvs呂布カルマ戦。今週の放送は激アツ回だった!フリースタイルダンジョン解説(放送日2017年11月28日)

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2017年11月28日放送(放送日は11月29日早朝)のフリースタイルダンジョンの感想・考察です。いや~今週は面白かったですね!退屈な場面がなく一瞬で30分が過ぎてしまいました。

 

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じょう vs 呂布カルマ 第一ラウンド

一回戦ACE(エース)を一発クリティカルで仕留めたじょうの次の相手は呂布カルマです。前回放送の予告からこの試合は非常に楽しみでした。

 

先行の呂布カルマの最初のバースがさっそく良かったですね。「高校生ラップ選手権あがりの奴みんなフロウ付けて歌いたがるけどそれ評価すんのどうなの?大人の世界じゃ通用しないから」

これは審査員のKEN THE 390も自身のラジオ番組『ROCK THE HOUSE』でも言及していた話題です。「メロディーつけてフロウ重視のラップすると盛り上がるみたいな風潮ありますけど、ダサい歌を歌うんなら普通にラップした方が絶対いいと思うんですよ。」と言っていましたね。

 

じょうはこの件はシカトし「メディアHIPHOPどうこう言っといて嫁と子供いたらモンスターになんのかよ。昔はフル装備で塾講師してたくせに今じゃアイドルと写真撮ってフル勃起?」と攻撃。

それからじょうは「ハッ またこれかよ」というフレーズを連発。いかにもじょうらしい憎たらしさがまた良かったです。この「ハッ」の言い方(息を吸いながらいう独特の発声)はじょうの地元である大阪のラッパーGAZZILAがよくやるやつですね。

 

これに対し呂布カルマは「俺お前に見せた覚えねえけど俺がフル勃起したら画角に収まんねえ、舐めた事言ってんじゃねえぞ。お前と違って俺は背負ってるものがあるからな、嫁と子供背負ったモンスター。お前は何も背負ってねえもんなやりたい放題だわ」とスーパーヘビー級アンサー。

 

こういう感じで年上の妻子持ちラッパーが「俺はお前みたいなガキと違って家族背負ってんだよ。お前と違って負けられない理由があるんだよ」みたいな事を年下のラッパーに言ったりする事はよくあります。

この理論は説得力あるので結構王道の攻め方なんですが、じょうも「よく大人の奴は下の奴見たら『背負ってねえ』とか言いやがるけど、俺の覚悟がオッサンには1つも分からないらしいなあぁ」と喰い下がる非常に熱い展開になりました。

 

結果は3-2で呂布カルマが先取。先の『背負ってる』論に加え「俺がフル勃起したら画角に収まんねえ」のアンサーが強烈でした。

 

 

じょう vs 呂布カルマ 第2ラウンド

そして第二ラウンドもアツかったです。トラックがDJ RYOWの『WHO ARE U?feat.TOKONA-X』でしたが、じょうがコレをサンプリングする展開となります。呂布カルマもTOKONA-Xも名古屋出身ですが、このやり取りが面白かった!

じょうはトラックの『WHO ARE U?』の歌詞を歌った後に「お前の地元の名古屋の先輩だろ?掲げろT-X T-X」と名古屋のレジェンドTOKONA-Xをビガップしつつ呂布カルマの反応を窺います。

 

これに対し呂布カルマは「ええなぁ、大阪の先輩優しいから。俺の名古屋の怖い先輩、名前なんか出せない。お前は怖さが分かってない、HIPHOPってのは内から殺しにやってくるぞ」

この『HIPHOPってのは内から殺しにやってくるぞ』って言い回しは呂布カルマらしいですね~シビれました!思わずニヤッとしてしまいました。

 

しかしじょうも一歩も引きません。「大阪の先輩が怖くねえわけねだろ。色んな環境で揉まれてやってんだよ。俺みたいないじめられっ子がこのステージ立てるわけねえだろ。気張ってやってんだよこちとら!」

アツいね!アツい!

「新モンスター強すぎる?違う。俺以外のチャレンジャーがクソ過ぎる!おれの腹わたの中なら黒過ぎる」で締めたのもとてもカッコ良かったです。

 

このラウンドも見ている感じではどっちに軍配が上がるのか全くわからない僅差の戦いに見えましたが、審査員は4-1で呂布カルマを支持し難敵じょうを敗退させました。

じょうの挑発的なバイブスに乗っかってか、クールな印象がある呂布カルマもいつもより感情が入っていた感じがあり、非常に熱のこもったバトルになっていて面白かったです。

 

 

フロウに逃げなかったじょう

第一ラウンドで呂布カルマが言った事に影響されたのかは分かりませんが、この戦いではじょうがフロウに逃げずに口喧嘩正論バトルで呂布カルマに真っ向勝負していったのも好印象でした。

『ファンも正論言い合いバトルに飽き始めていて、ラップの聴き映えのカッコよさに比重が移ってきている』というのがこのサイトで何度も言及している持論ですが、それに反発するかような面白い『主張し合いバトル』でしたね。

 

ファンとしてはじょうと他のモンスターとの闘いも見たかったですが、やっぱり2代目モンスターは盤石に強いです。「今回は結構いいところまで行くんじゃないか?」と思うようなチャレンジャーがことごとく序盤で倒されていきますね。

 

 

輪入道 vs ハハノシキュウ

このバトルは非常にいい戦いで語りが長くなってしまったので、次の戦いの輪入道vs ハハノシキュウの考察は明日アップしますのでそちらも楽しみにしていて下さい。(更新)2017年11月30日アップしました。↓