レペゼン社会不適合者

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呂布カルマ「バトルMCって言われるのは屈辱」AK-69「MCバトルはサッカーで言うところのリフティング」

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ヒップホップラジオ『WREP』のAK-69さんとDJ RYOさんの番組『NGY RADIO CITY』にフリースタイルダンジョン2代目モンスターでお馴染みの呂布カルマさん(以下敬称略)が出演していました。

名古屋から発信したという共通点のある3人のトークは面白かったのですが、そこで呂布カルマとAK-69の最近のMCバトルブームについての話が非常に興味深かったので、ここで紹介させていただきます。

 

【呂布カルマの解説はコチラ↑】

 

 

呂布カルマ「バトルは余興」

呂布カルマと言えば2017年8月から始まったフリースタイルダンジョンで新モンスターに選ばれ番組でも怒涛の強さを誇るボスキャラで、それ以前でのバトルでの活躍も凄まじかった事もあり『呂布カルマ=バトルが強いラッパー』というイメージが定着しています。

 

当然『NGY RADIO CITY』の番組内でもMCバトルの話になったのですが、そこでのコメントは彼にとってのMCバトルに対する位置付けをはっきり定義させるものでした。

「自分は『バトルMC』って言われるのは屈辱なんです。バトルは余興というか、自分はバトルのオファーもライブとセットじゃないと行かないというスタンスでやってました。たとえバトルで負けてもその日のライブで盛り上げれていればいい、という感じです』

「自分に対してそれまではバトルMCという印象が先行していたと思うんですけど、DJ KRUSHさんの音源に参加させてもらって1アーティストとして見てもらえるようになったのが良かった」

 

呂布カルマは音源やライブなどがアーティストとしての本番であって、バトルはあくまで余興という事をハッキリ言っています。他の番組ですが同じくバトルで活躍しているMOL53もそういえば「バトルは売名のツール」と言っていましたね。


 

音源が試合、フリースタイルはリフティング

AK-69はこの呂布カルマの姿勢に同意すると共に自身のフリースタイルに関する考察を述べています。

「自分はMCバトルはもちろん素晴らしいものだと思うけど、これってサッカーで例えるとリフティングみたいなものだと思う。リフティング大会でリフティング何千回出来たらスゲーって思うけど、試合で役に立たなきゃサッカー選手としてどうなの?って話。これと同じで、なんでフリースタイルそんな上手いのに音源クソなの?なんも伝わってこねーよ、みたいな奴が多いよね」

 

AK-69はラップのテクニックだけが先行してしまってカルチャーとしてのHIPHOPを伝えられないラッパーが増えている事に苦言を呈していました。

 

 

バトルブームが続いてる今のうちに

呂布カルマは「俺の見立てではバトルブームは3年前に終わってるハズだった、けど意外と続いてますね。だから今音源を出せばバトルヘッズがとかが買ってくれる状況だと思うんですけど、バトルブームがこのまま続くことはないと思うんです。だから今のうちに価値のある音源をリリースしておいてブームが去った時にもちゃんとアーティストとして仕事ができるようにしておかないと」と言っています。

 

なんかバブル期の話をしていた経営者の話を思い出してしまいました。当時、バブルがずっと続くと思って安心していた人と、さまざまな局面を想定して動いていた人でバブル崩壊後に大きく差が出た、みたいな話だったかと思います、まあこの話はいっか。

とりあえずフリースタイルバトルアナリスト(?)呂布カルマ氏はMCバトルバブルは弾けると予想しています。業界的に見れば今ブームで聞いているライト層のファンをどれだけHIPHOP好きに引き込めるかが勝負ってところでしょうかね?

 

俺も引き続きヒップホップ洗脳活動頑張るか、ファンを1人でも増やさんとね