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Red Eye【ラッパー解説】超新星現る!高校生ラップ選手権で掟破りのアウトローラップをカマした15才

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今回は第12回『高校生ラップ選手権』で惜しくも優勝者Core-Boyに敗れたものの、出場者一番の存在感を見せつけたRed-Eyeさん(レッドアイ・以下敬称略)の紹介です。

第12回大会は応募者数1000人超から選抜されただけあって選手権史上1番レベルが高かった大会と言っても過言ではないほど精鋭揃いで各選手のキャラも濃かったですね。

そんな中で1番のインパクトを残しこの大会で一気にその名を轟かせた彼、Red-Eyeの魅力を解説させていただきます。

 

 

選手権では異例のコンプラ(禁止用語)連発

「中学生の頃はナイフ携行、職員室で人を刺そうとして捕まった。みんなが思いつくような悪さはなんでも・・・」という紹介で登場した生粋のバッドボーイRedEye。

RedEyeという名前がそもそも『赤目』という事でweed大好きなんだろうな~という感じですが、ラップの内容も選手権では異例のイリーガルラップで暴れ回っていました。

 

『遊びの道具、ポッケの中、太巻きのロング』

『韻を考えて頭がぎゅうぎゅう、コカ〇ン鼻から吸収』

『これがサングラス、吸って吐く、3グラム』

『俺はストリート商売人、早くさせろトンでる状態に』

 

選手権での悪キャラと言えばT-PABLOWやYZERR、TAKAあたりが思いつきますが、ここまで突っ切ってジャンキー臭を漂わした高校生はこの大会では彼が初めてです。これで15才ってんだから凄いです。

 

 

サンプリングを多用したセンスあるラップ

サンプリングというのはHIPHOPにおいて欠かせない要素で『作曲の際に他の音源から音を抜粋する(音の一部を使わせてもらう)』という事なのですが、これはラップにも置き換える事が出来ます。

例えばジブラの「俺は東京生まれHIPHOP育ち」を「〇〇生まれ〇〇育ち」と言い換えて歌ったり、時には元ネタをそのまんま使ったりする事もあります。これがラップにおけるサンプリングです。

レッドアイのバトルでは「お、この言葉はあの曲のラインだな?」と言える部分が散りばめられており、こういう部分でもHIPHOP要素が感じられ非常にセンスがあります。

 

『HIPHOPはディグが大事(音源などをたくさんチェックする事が大事)』と言われるのは、サンプリング文化のヒップホップにおいてその元ネタを知ってるか知らないかで大きく感動値が変わってしまうからです。

例えば今回レッドアイは「LINEするよりラインを引け」とラップした部分があるのですが、これはゆるふわギャングの楽曲の歌詞です。ここでファンは「おお!」となるのですが、この曲を知らないとその感動は味わう事はできないんですね。

これは楽曲のトラックでも同じことが言えるので、音楽オタクであればあるほどHIPHOPは面白いものになります。

 

 

尊敬するのはD.O

【D.Oの解説はコチラから】

 

まったくHIPHOPに興味がなかった彼は練馬ザファカーのD.Oを聞いてラップに興味を持ったと話していますね。D.Oもバリバリのアウトローという事でRedEyeもシンパシーを抱いたのかもしれませんね。

D.Oはまた1人不良少年に夢を持たせたという事で大変すばらしいですね。D.O自身もそうだったでしょうし、T-PABLOWやYZERRも「ラップやってなかったら極道やってた」と言っていましたね。つまりHIPHOPは不良を救うという事だ。

 

でもそれは不良に限らないっすよ!いじめられっ子ならじょうだったり、障がいで苦しんでる人ならgomess(ゴメス)だったり、ずっと何やっても陰の人みたいな劣等感がある人ならR指定(Creepy Nuts)だったり、誰かしら自分と似た境遇のラッパーは必ずいます。

彼らはその悩みを持つ人達の代弁者って事ですね。今は色んなラッパーがいるので必ずシンパシーを感じる人が1人はいるはずですから是非色々と聞いてみて欲しいですね。

 

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