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烈固【ラッパー解説】若くして家族を支える苦労人。2代目フリースタイルダンジョン最年少モンスター

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今回は第9回『高校生ラップ選手権』のチャンピオンであり『フリースタイルダンジョン』2代目モンスターでも同じみ烈固さん(れっこ・以下敬称略)の紹介です。

最年少ダンジョンモンスターとして先代のT-PABLOW(ティーパブロ)からバトンを受け取り2代目モンスターとして活躍中の彼は固い押韻を武器に若くして幾多のバトルを潜り抜けてきました。

『UMB』ではあの呂布カルマから大金星を上げており『若い』『韻が武器』という呂布カルマに勝ち辛いとされている条件を持つラッパーとしては異例です。今回はバックボーン含めついつい応援したくなってしまう彼の魅力を語らせていただきます。

 

 

母を支えるため高校進学を断念

彼は中学生の時に父親の借金が理由で両親が離婚してしまい、経済的に苦しい家庭を支える母親を助けるため高校進学を断念し、寿司屋でアルバイトをして家計を支えていたという心優しい苦労人です。

 

15才という好奇心真っ盛りの時期に休みは月2日という働きづめの生活。高校進学している周りの友達がとにかく羨ましかったと語る彼、しかし彼はラッパー輪入道の音源を聞いて逆境を武器にできる『HIPHOP』を知り、悲観的になることはなかったと言います。

「『ここからどうやって逆転してやろうか』と常に考えていた」と話す彼のハートはまさに苦境から這い上がるヒップホップ精神そのもので、この逆境をバネに彼は『ラップ』というものに人生の突破口を見出します。

 

 

選手権優勝後も上京を見送り

彼はこのヒップホップの持つ反骨精神を力に若手の登竜門『高校生ラップ選手権』で見事チャンピオンに輝きます。この第9回大会は優勝候補と言われる猛者や曲者が何人も出場しており、この激戦を勝ち抜いたのはかなり凄い事です。

この大会以降、烈固に一気に注目が集まるようになり全国からオファーが殺到すると同時に音楽での収入も増加し、彼の掲げる『逆転』への大きな足がかりとなります。

 

その後、より活動しやすくするため地元岐阜から上京を提案されるも、この時期に精神疾患を患っている母親、まだ高校へ行けていない妹を支えるためにここでも上京を断念。家族を支えるため地元岐阜に留まって活動を続けます。

この時も彼は「家庭の不自由があったとしても、そこから生まれるスタイルはあります」と堂々と語り、本当に芯のブレないかっこいい男だと思いました。ちなみにこの時19才です。

自分の19才の時と比べると人間性はうんことダイヤモンドくらいの差がありますわ、いや・・・今もか、、

 

 

ダンジョンモンスター抜擢

2017年8月から『フリースタイルダンジョン』が新シーズンに入るという事で、初代モンスターが解散し、ラスボス般若以外のメンバーが総入れ替えとなりました。

烈固はその2代目モンスターとして大抜擢されます。立ち位置的には『高校生ラップ選手権出身の若手』という事でT-PABLOW(ティーパブロ)の後釜として最年少モンスターを務める大役です。

 

MCバトルというのは現在日本のラップシーンの大きなフックとなっており、その最前線がこの『フリースタイルダンジョン』です。モンスター側は業界を盛り上げ続ける為にこの勢いを止める訳にはいかない立場にあり、シーズン中はプレッシャーが物凄いそうです。

日本最強バトルMCR指定「もし『残ってもいいよ』と言われたらどうします?」という質問に対して即答、やや喰い気味で「残らないです。しんどい、それはしんどい」と言っていましたね。

 

しかし烈固は今までもプレッシャーや逆境を押しのけてここまで来た男なので、ダンジョンが終わるころにはまたこの経験から一回りデカい男になっていそうですね。

 

 

烈固のCDを買って彼にお小遣いを


この記事を読んで彼のバックボーンを知った心の綺麗なアナタ!お小遣いあげたくなったでしょ?現在『AUTOMATICFUN』というアルバムをリリースしているので是非買って聞いてみて下さい。

まあ、ぶっちゃけ今はその辺の一般人より稼いでそうだけどさ・・・

いや、彼はきっと稼いだお金のほとんどを家にいれる男に違いないだろうからどんどん稼がせたげてっ!でも曲は本当にいいので気になった方は是非チェックしてみて下さい。

 

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