レペゼン社会不適合者

街からはじかれた社会不適合者Kayan-DDがHIPHOPの情報、アーティスト紹介などをしていきます

質問「なんでHIPHOPの人ってダボダボの服着てるんですか?」

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このブログの読者の方から「ヒップホップの人ってなんで大きいサイズの服着てるんですか?」という質問をいただきました。

実際は現在アーティスト自身もファンも最近あんまりそういう人はいないのですが、興味ない人から見たらそういったイメージが今もあるんだと思います。

ひと昔前は日本でも結構見ましたよねダボダボ。自分も若い頃38インチのデニムとか着てましたね、シャツも2XLとかでした。懐かしい~

 

 

HIPHOPというカルチャーに関係している

もともとHIPHOPはディスコブームだった70年代のニューヨークで、ディスコに入れない黒人地域に住む貧困層の人たちが公園で音楽を鳴らしてダンスしたりDJやったりラップしたり、公共物にスプレーで絵描いたりしたってのがルーツと言われています。

ここでカウンターカルチャー各々を語るとまた長くなって脱線するんでそれはまた今度気が向いたら記事にするとして、まあとにかく彼らはお金がない訳ですね。

 

んで、彼らが着る服は親や兄弟のお下がりだったり、親が長く着れるように元々大きいものを買い与えたりしていました。

そのサイズの合っていないスタイルがHIPHOP的に逆にカッコイイとされるようになり、わざとオーバーサイズの服を着るようになったというのがHIPHOPファッションのルーツとされています。

 この『一見カッコ悪いものをカッコイイ事にしてしまう』ところはHIPHOPの黒人スラングにも共通していてとても''らしさ''を感じます。 

 

 

ダンスの動きを大きく見せる

これはHIPHOPダンサーの方から教えてもらったのですが、HIPHOPダンスのダイナミズムを表現するのにオーバーサイズの洋服が大きくプラスに働くという側面があるという事です。

その時はたしか「タイトな服で繊細な部分まで見せるバレエと違った魅せ方」みたいな事を言っていましたが、大きく派手な動きでダイナミックに表現するのに『シャツが揺れる感じ』などがその動きの派手さを強調するんだ、という話をしていましたね。

たしかに動くたびにドレッドや服がファッサファッサ揺れるあの感じはHIPHOPダンスにしかない見栄えだと思いますよね。

 

ただこれもひと昔前の話で、最近はプロのHIPHOPダンサーの人達もラッパーと同じくステージ上でもジャストサイズの服で踊っている人がほとんどな気がしますので、ダボダボファッション自体が絶滅の道へ進んでいます。

 

ちなみにラップと同じくダンスも世代間論争がある様で上の話をしている時もたしか飲み屋で彼の後輩の若い子が「それは違いますよ!」みたいになってましたね。

この2人は酒が入ると毎回ダンスの話でケンカになるのがマジめんどかった笑、、、すぐビーフに持ち込むのはヒップホッパーの性なのか?

それだけアツい情熱があるって事だと思うので素晴らしいですけどね。

 

 

ダボダボあるある笑

ああいうファッションした事ない方は「ダボダボしてて動きづらそう」と思うかもしれませんがアレ意外とそんな事ないんですよ笑

膝を曲げた時けっこう自由で思ったより楽なんです。現場で働いてる方が着ているニッカポッカに近くて、あれも作業中膝が引っかからくて動きやすいんですよね。

 

最大のデメリットはベルトラインが余りまくってるんでシャツをたくし上げるとウエスト部分が悲惨な状況になっている事です(-_-;)

あとは裾も長すぎるので何か工夫しないと地面に当たってソッコーでボロボロになる・・・

あとはアウターもオーバーサイズだとスゲー重い・・・

 

うん、なんだかんだでやっぱ機能的ではないな