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鎮座DOPENESS(ドープネス)【ラッパー解説】変幻自在のリズムを生み出す『天才』フリースタイルダンジョン出演は?

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今回はリズムを自在に操り唯一無二のスタイルで多くのファンから愛されているラッパー鎮座DOPENESSさん(ちんざどーぷねす・以下敬称略)の紹介です。

音源だけでなくフリースタイルも日本屈指の実力者であり2009年度の『UMB』の全国チャンピオンということでバトルMCとしてもトップクラスの実力をもつ彼。

今ではヒップホップファンのみならず、普段ラップをあまり聞かない層にまで彼の魅力は伝わっていて鎮座ファンが全国に次々と生成されています。今日はそんな大注目の彼の魅力を解説させていただきます。

 

 

万人に認められた男

HIPHOPファンと言ってもその中でまた個々の好みなどがあり、好きだからと言っても苦手なタイプのラッパーはいるものです。しかし鎮座ドープネスの批判と言うのはほとんど耳にした事がなく、これほど万人から支持があるというのは珍しいというくらい皆が好きなラッパーです。

 

どんなジャンルにせよ知名度が上がってくると万人から好かれるというのはなかなかないもので、ヒップホップの場合アングラに偏り過ぎると「DQNの集まりだ」という批判はあるし、ポップになると「リアルじゃねえ」という批判が付き物です

そんな中彼はアンダーグラウンドからもオーバーグラウンドからも、なんならヒップホップファン以外の層からも認められ、完全に『鎮座DOPENESSワールド』としてのプロップスを確立した物凄いラッパーです。

 

 

優しく明るく楽しいラップ

この曲はお子さんでも聞けます♪


鎮座ドープネスのラップは全体的にどの楽曲でも基本的には「細かいこと気にせずリラックスしよう」というような非常に聞いやすいものが多いです。歌詞やトラックもシリアスな雰囲気のものはほとんどなく、楽な気持ちで聞くことができる作りになっています。

 

過去に【メッセージ性の強い曲がいい曲とは限らない論を語る】という記事を書きましたが、メッセージの強い曲というのは言葉がいちいち刺さるので、聞きたくない時に耳に入ってくるとちょっと説教臭く聞こえてきて疲れるというデメリットがあるという話をしました。

鎮座ドープネスはその『重くない感じ』がとても心地よく、彼の独特のリズムで奏でるフロウがそのスタイルにさらなる相乗効果を生み出していて、このセンスはちょっと誰も真似できない領域に達しています。

 

彼の話し方や振る舞いなどを見ても、アングラから這い上がってきたラッパー独特のガツガツした感じはなく『ちょっと変人的な明るいおじさん』のようなキャラクターで完全に自分の世界で生きている感じが凄く伝わってくる人です。

 

 

亜流のMCバトル全国王者

ここまでの解説だとかなり『バトル向きではない』タイプのラッパーに聞こえますが、冒頭にもある通り彼は当時日本最高レベルのバトルイベント『UMB』の2009年の全国王者になっています。

2009年と言ったらまだ他の大会が大きくなる前の時代で『バトル=UMB』という感じでしたので全国の強豪がここに全員集結するような状況になっており、この大激戦区でチャンピオンになったのは偉業という他ありません。

 

彼のバトルスタイルも非常に変わっていて、現在も主流の『相手をディスって言い負かす』ような戦い方ではなく天才的なリズムキープで『会場をノらせてカッコイイパフォーマンスで勝つ』ような超亜流のバトルスタイルです。

これはなかなかマネできるものではなく、実際R指定が出てきたときは彼の様なスタイルのMCが増えましたし、現在では呂布カルマのようなスタイルで闘うラッパーが出てくるなど、MCバトルもトレンドにインスパイアされた新しいラッパーが出てくるものですが、鎮座ドープネスのスタイルは彼以外になかなかお目にかかれません。

 

それくらいこのスタイルで現在のバトル戦線を勝ちぬいていくのは難しく、この辺からも彼がいかに凄いかが伝わるかと思います。現在の『相手を言い負かす』時代から新たなトレンドに移った時は、また彼のようなバトラーが現れるかもしれません。

 

 

「ZEEBRAがモンスターになるなら出る」

これだけバトルMCとしての実績があると当然ファンの間では「フリースタイルダンジョンに鎮座ドープネスは出ないのか?」という声が挙がります。

これに関してはネット配信チャンネル『FRESH』で放送された漢 a.k.a. GAMIの番組『漢たちとおさんぽ』でフリースタイルラップで本人がコメントしています。

 

「フリースタイルダンジョン出ないんですか?ってそんな事言われても困ってしまう、だって出たくないよ凄くつまんなそう。ZEEBRAがフリースタイルダンジョンのモンスターになってくれれば俺は出る。モンスターにもならないで俺にオファーしたって全然無駄。ZEEBRAはバトルに出るって言ってたくせに何年間も出てこない、出てくれた試しがない。そんな人がいるところに俺は出たくない」

 

これには隣にいた漢 a.k.a. GAMIも「マチガイねえ!」と言葉を発します。そしてZEEBRAはこれに関してラジオでコメントします。

 

「彼がフリースタイルダンジョンに出てくれたら嬉しいけど、俺がモンスターとして出るのもオイシイのでそれ一回でやっちゃったらもったいないかな~って感じですね」

 

ん~~~、なんというか、まあいいや、ノーコメント

 

 

ラップが苦手な人にも聞いてほしい

とりあえずまずは聞いてみて下さい♪

 

鎮座ドープネスはラップが苦手な人にもかなり聞きやすい曲の作りになっているので、是非彼の曲をチェックして楽しい気持ちでラップを聞いてもらえればと思います。

 

 

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