レペゼン社会不適合者

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【MCバトル考察】フリースタイルラップバトル=スポーツなのか

最近『フリースタイルダンジョン』や『高校生ラップ選手権』などがブームになっている事もありここ日本でも認知度が高まってきたリースタイルラップバトル

人気が出てくれば「これはいいんじゃないか」「これは良くないのではないか」と色々な論争が巻き起こるわけですが今回は自分もこの場をお借りしてあーだこーだ言いたいと思います。

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ラップバトルはスポーツか

タイトルにもある通りいきなり本題ですがラップでのMCバトルはれっきとしたスポーツだと自分は思います。

ラッパーは勝つための努力をし試合ではルールがあり勝ち負けを決め、活躍をすればマイク1本で生活できるチャンスを掴むことができるという点は他のスポーツと在り方は同じかもしれません。

しかし他のスポーツと同じ部分もあればそうではない部分もあり、その辺がこのMCバトルブームが今だけの流行りになるのか、これから一つの競技として認められ存続していくのかの大きなポイントになるのではないかと思っています。

 

MCバトルマンシップ

MCバトルは基本的に相手を罵る事が多いのですがそこは実際の口喧嘩とは完全に割り切って、試合が終われば互いに握手をして称え合い、ステージの外で会えば実際はとても仲が良いなんてことは当たり前の光景です。

十数年前まではアンダーグラウンドに潜っていたこの競技がここまでライト層にも支持されるようになったのは間違いなくこのMCバトル的な『スポーツマンシップ』が受け入れらてきたからだと思います。

例えるならボクシングなどで格闘家が相手を本当に憎んでいる訳ではないけど試合中は殺すつもりでリングに上がり相手を殴るというのに似ているでしょうかね。

 

「馴れ合いじゃない」論

しかし一部のファンやラッパーの中にはそのようなPOPになりすぎた雰囲気に異を唱える人もいます。例えば『試合が終わったら握手をしないでステージを去る』という行為があったとします。

わりかしスポーツ的な目線で見ている人は「バトル終わったんだから挨拶をちゃんとしろよ」となるのですが前述の層からは「仲良しごっこじゃねえんだよ!」となるわけですね。『中指を立てる』『試合中対戦相手に詰め寄る』なども同じです。

やはりこの辺も格闘技と同じでボクシングやK-1の様なオーバーグラウンドな競技と地下格闘技に分かれている様に、大会によって層が違うとも言えますね。

前回の記事でも言いましたがT-pablowがあれだけバッシングされたのは『フリースタイルダンジョン』という比較的ライト層な視聴者を敵に回した結果ではないでしょうか。

あれが『罵倒』(ボディタッチ有・バチバチの試合を好む傾向)で同じことをやったら炎上具合は少なくとも今回よりは少なかったのではないかと思います。

 

色分けが必要

自分は明るいスポーツ的な大会の雰囲気もピリピリしているアングラな大会の雰囲気も両方それぞれの良さがあって好きなのですが、今後もこのMCバトルをブームで終わらせないためにはライト層のファンが離れていかないような打ち出しは徹底するべきだと思います。

少なくとも『フリースタイルダンジョン』や『高校生ラップ選手権』などのオーバーグラウンドの大会では相手の胸ぐらを掴むような行為は即失格くらいのスポーツ性があっていいと思います。

じゃないとそれを見ている子供達が「やってみたい」とはならないと思いますし、親もやらせたくないと思うんですよね。

 

とりあえず今後も業界が盛り上がっていってくれれば自分はこんなに嬉しい事はないです!あとバトルを見るのにハマったファンの方は是非音源の方もチェックしてみて下さい!知っている曲のトラックがバトルで出てくる事も増えるのでよりHIPHOPを楽しめると思いますよ!